沢山食べて、お腹もいっぱいなのに、なぜかもっと食べたくなってしまう!
突然、味が濃いものや甘いものが欲しくなる!
食べすぎだと分かっていても、止められずもっとたべてしまう!
落ち込んだり悲しいことがあると、甘いものが食べたくなる!
暇なとき、つい何かを口にしてしまう!
なんて経験ありませんか?
ということで、お腹がいっぱいなのに食べたい時の対処法をみていきましょう!
なぜお腹がいっぱいなのに食べてしまうの?

お腹がいっぱいなのに、またはお腹が空いていないのに、食べてしまうのは
「エモーショナルイーティング」である可能性があります。
エモーショナル、つまり感情で食べてしまう。
体が欲する食欲ではなく、感情が欲する食欲ですね。
エモーショナルイーティングに陥ってしまう原因は
- ストレスがかかっている
- 習慣化されてしまった食習慣
といわれています。
ストレスを感じると大量に分泌される「コルチゾール」の影響で、体がストレスに対応するためにエネルギーを沢山確保しようとして、食欲が増えてしまいます。
さらに、コルチゾールが増加すると、摂食抑制作用のあるレプチンが減少してしまうことで、満腹感を感じにくくなるのです。
またエモーショナルイーティングを繰り返していると、その刺激や欲求を得る習慣がついてしまい、体が食べ物を求め続けてしまう、ということも起こることがあります。
一時的なら良いのですが、こんな状態を続けていると、食事のバランスを崩してしまったり、腹痛や胃もたれにつながってしまうこともあります。
お腹がいっぱいなのに食べたい時の対処法とは

では、お腹がいっぱいなのに食べたい時の対処法です!
もちろんストレスの原因を取り除ければ一番いいのですが、簡単なことではありません。
簡単に試せる対処法として、2つご紹介します。
- 食べるのを30分待ってみる
エモーショナルイーティングは、意識せずに食べ物を口にしていることが多いので、食べる前に30分だけ待ってみると、突発的に食べることが抑えられることがあります。
食べる前のたった30分だけ、待ってみてください。
- 食べたものを記録して視覚化してみる
この方法は、ダイエットにも使われている方法です
この方法を利用して、意識せずに食べ物を口に入れてしまっている状態を、記録することで視覚化して、食べ物のバランスをチェックしてみましょう。
客観的に、自分がどれだけ食べているのか捉えることで、食べすぎ防止につながります。
どちらも、「今の食欲が、本当に体が欲しているものなのか」
といったん立ち止まって考えるきっかけになると思います。
ぜひ、日々の中にこれらの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。