子供の習い事ピアノはいつから始めたらいい?

「子供にピアノを習わせたいんだけど、いつから始めたらいいんだろう?」

ピアノは子供に良い習い事と聞いていても、実際始めるのが早すぎて嫌になってしまったりしても困ってしまいますよね。

ということで今回は、子供の脳や身体の発達の点から、何歳からピアノを始めるのがいいのか調べてみました。

また、子供がピアノを習う効果や、年齢別のピアノの始め方についても書いていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

子供の習い事ピアノはいつから始めたらいい?

結論から言いますと、身体や脳の発達の観点からすると、ピアノはお子さんが4歳~6歳の間に始めるのがいいでしょう。

では、それぞれ、お子さんの脳の発達・音を認識する能力・身体の発達の3つの面からピアノを始めるのに適した時期をみていきましょう。

子供の脳の発達

脳は生後、後ろから前に向かって1から4へと発達していきます。

  1. 後頭葉: 物を見る機能
  2. 側頭葉: 音を聞く能力・言葉を理解する能力
  3. 頭頂葉: 運動機能をつかさどる
  4. 前頭葉: 高次認知機能をつかさどり、思考や判断、コミュニケーションに関わる

さらに、脳には発達しやすい年齢があり、運動脳がもっとも発達するのが、3~5歳といわれていて、この時期に楽器に触れることで、器用さや音感が養われます

アメリカの高名な人類学者リチャード・スキャモン(1883~1952)の『スキャモンの発育曲線』によると、20歳における脳の発育度を100%として、神経系統は5歳ですでに約80%、6歳では約90%、12歳で100%も発達し、それ以降の発達はゆるやかになっていくので、お子さんの脳の成長に合わせて、音楽に触れらるといいですね。

子供の音を認識する能力

人間が身につけられる音感には相対音感と絶対音感があり、相対音感は大人になっても獲得できますが、絶対音感は、聴覚が急激に発達する、2歳から6歳頃までに音感を訓練されていなければ、得ることができないといわれています。

一説によると、絶対音感を身につけた人の中で、最も多く音楽のレッスンを始めた時期は5歳だそうです。

ということで、子供の音を認識する能力の面から考えると、5~6歳までにピアノを始めるのが良いと考えられます。

子供の身体の発達

脳や音感の発達の面から、ピアノを始めるのは早ければ早いほどいいという考え方もありますが、ピアノは大人と子供と楽器に違いがないので、弾けるようになるには、ある程度の体の発達が必要です。

2,3歳だと鍵盤を押す力がありませんし、体感が発達していなければいすに座っていることも難しいでしょう。

体の骨格が安定するのは6歳前後、また、全身のバランスが発達するのが4歳ご頃からといわれていますので、手指や体の発達の面から考えると5,6歳前後に始めるのがいいでしょう。

ということで、これらの3つの面から考えると、子供がピアノの習い事を始めるのは4~6歳前後をおすすめします。

ちなみに、ピアノの音楽教室として60年以上の歴史があるカワイ音楽教室も、4歳からピアノを習い始めることをすすめています

子供が習い事のピアノをすることの効果とは

ピアノを習うことの大きな効果は「脳の発達を促す」ことでしょう。

ピアノは左手と右手の両方を使う楽器、左右の手指を使うことが、脳の発達につながります

ピアノを弾いて左右の手指を平等に使うことで、左右の脳をバランス良く使え、右脳と左脳の間にある、神経線維が詰まった脳梁がより太く育ち、左右の脳の伝達がよりスムーズになるのです。

また、楽器を弾くということは、指を正確に動かしたり、音を聞いたり、楽譜を読むなど、様々な動作を行う必要があるため、集中力を持つことに必要な脳の部位が発達するともいわれています。

さらに、音感やリズムを身につけることで、音楽だけでなく、スポーツなどの運動能力にも良い影響を及ぼします

それだけでなく、ピアノを練習して様々な曲を弾けるようになったり、ピアノの発表会に参加することで「やればできる、もっとやりたい」という、達成することや頑張ることの喜びを得られ、心の成長にもつながります。

ピアノは、大人になっても趣味として続けられるなど、人生を豊かにしてくれる助けともなるでしょう。

ピアノの年齢別の始め方

上記の通り、脳や体の発達は年齢によって変わってきますので、ピアノをどのように始めればいいのか、年齢別に紹介していきます。

2~3歳からのピアノの始め方

2,3歳では、体の骨格がまだ安定していませんので、ピアノを弾くというよりは、楽器に触る・音に沢山触れることを目指して、ピアノを始めるといいでしょう。

ピアノの鍵盤を押す力がないので、グーで弾いたり、キーボードを使って音を鳴らします。

集中できる時間も短いため、本人がもっと弾きたいと言わない限りは、1回10~15分位がいいですね。

また、まだ楽譜はまだ読めないため、音が少なくて短いメロディを弾いて、音楽を楽しみましょう!

こちらは「ド」だけで弾けるメロディなど、3歳前後のお子さんが楽しめる本です↓

4~6歳からのピアノの始め方

集中できる時間が少し長くなってきて、30分ほど集中することもできるようになってきます。

ただし、もっとピアノを弾きたい、と音楽に楽しんでもらうことが大切ですよね、無理は禁物です。

楽譜も、カラフルで親しみやすいものを使用し、グーで弾くことから徐々に指を使っていくものに移行していきます。

こちらのメロディ譜曲集は、ドレミの音名が付いたメロディ譜と鍵盤図が載っているので、楽譜が読めないお子さんにも安心して使えて、ピアノ、ミニキーボード、ピアニカなど、あらゆる鍵盤楽器で使えて、音楽を楽しく始めることができます↓

小学生以上からのピアノの始め方

小学生以上になると、レッスンできる時間も30分以上と長くなり、運動能力も高まるので、指の練習をして、曲も弾けるようになります。

音楽に親しむというよりも、ピアノを弾くことに集中したレッスンができるようになるでしょう。

シンプルで分かりやすい絵がついていて、感覚的に指の使い方が理解できるバーナムピアノテクニック、などが導入として使いやすい教材でしょう↓

子供の習い事のピアノはいつから始めたらいい?

今回は、子供の習い事のピアノはいつから始めたらいいか、またピアノを習うことの効果や、年齢別の始め方についてでしたがいかがでしたでしょうか。

4~6歳前後で始めることをおすすめしていますが、お子さんのやる気などの気持ちを考えて、ピアノや音楽を楽しいと感じてもらうことが、続けるこつです。

ピアノを通して、お子さんがより豊かな成長をされますように。