
習い事として注目が集まっている「バイオリン」
最近では、有名なバイオリニストがバラエティー番組に出るなど、身近なものになってきてますね。
バイオリンはピアノとは違い、左手で弦を抑えることで音階を作っていきます。
指で弦を抑えて、耳で聞いて正しい音の場所を作り出す訓練を繰り返すことによって、「音感」が身につけることができます。
また、左手は弦を抑えて、右手は弓を動かす、といった別々の動きをすることから、脳の発達にもいい楽器です。
でも、バイオリンはお金がかかる、お金持ちの習い事のイメージがあるのではないでしょうか。
今回は、このバイオリンは、子供の習い事として月謝はいくらなのか、バイオリンの値段やサイズ、何歳から習えるのか、などについて見ていきましょう。
バイオリン教室の子供の月謝はいくら?
バイオリンは基本的に個人レッスンになってきますので、それもあって多少月謝が高くなることがあります。
教室にもよりますが、月4回で5,000円~15,000円の所が多いです。
また、1年に1回発表会がある所が多く、そうなると、ピアノ伴奏のお礼として5,000円ほど、発表会参加費が10,000円ほどかかります。
さらに、お花代や、先生へのお礼などがかかる所もあります。
子供のバイオリンの値段はいくら?サイズは?
バイオリンで一番費用がかかるのは楽器でしょう。
バイオリンの楽器本体は、子供用ですと、50,000円~100,000円ほど。さらに
- 楽譜代 2,000円~6,000円
- 譜面台 2,000円~6,000円
- レッスンバッグ 1,000円~3,000円
が初期費用としてかかります。
バイオリンのサイズ
バイオリンは、体の大きさに合わせて使う楽器のサイズが異なります。
子供の頃から始めた場合、成長に合わせて徐々に大きいサイズのバイオリンを購入する必要があります。
サイズの目安は下の図のようになります。(上段がサイズで、下段が身長の目安)
1/16 | 1/10 | 1/8 | 1/4 | 1/2 | 3/4 | 4/4 |
105cm以下 | 105~110cm | 110~115cm | 115~125cm | 125~130cm | 130~145cm | 145cm以上 |
バイオリンの先端、上の絵の赤い矢印部分のうずまきに左手が届いて、肘が少し曲がる位の大きさが理想です。
肘が伸びきっている場合は大きすぎていて、逆に肘が90度以上曲がってしまう場合は小さすぎです。
バイオリンの先生に見てもらって、丁度いい大きさのサイズのバイオリンを見つけてください。
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バイオリンは何歳から習えばいい?
バイオリンはまず、肩にのせてあごで挟んで、バイオリンを支えて持つということが難しく、また右手でしっかりと弓を持つ必要があり、さらに立って弾く楽器なので、身体面での発達が必要になります。
なので、身体面も精神面でも発達してきた、3歳頃から始めることができます。
およそ90%のプロのバイオリニストが、5歳までにはバイオリンを始めていると言われています。
バイオリン教室の子供の月謝はいくら?
ということで今回は、子供の習い事のバイオリンの月謝はどれくらいか、などについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
バイオリンは、楽器などの初期費用はかかりますが、豊かな芸術性や音感がつく素晴らしい習い事です。
また、弾く場所をとらないので、趣味としても長く続けていけると思います。
お子さんの習い事の選択肢にぜひ。