
焼いても・煮ても・蒸しても・茹でても・揚げても美味しい、大人気食材のジャガイモ!
いつもご家庭に常備しているという方もたくさんらっしゃると思います。
そんなジャガイモを調理する際、あなたはきちんとアク抜きを行っていますか?
ほとんどの野菜は害虫から身を守る為にアクを含んでおり、ジャガイモも例外ではありません。
それに対し、面倒だから・知らなかった・体に害がないからという理由でアク抜きを行っていない方もいると思います。
しかし、「アク抜きをしていないせいで料理の味が落ちているのかも・・・」そう考えると、急にアク抜きが必要な気がしてきますよね。
そこで今回は、ジャガイモのアク抜きを行った方が良い理由についてご紹介していきます。
又、ジャガイモのアク抜きの方法やアク抜きに必要な時間についても記載していますので、ぜひご参考にして下さいね!
ジャガイモにアク抜きは必要なの?
結論から言いますと、ジャガイモはアク抜きしなくても基本的に体に害を及ぼす事はありません。
ジャガイモに含まれるアクは人体に悪影響を及ぼす程強くありませんので、料理にそのまま使っても問題ないのです。
しかし!!!
ジャガイモをきちんとアク抜きする事で、料理の見た目は確実に変わってきます。
アク抜きする1つ目のメリットとして「変色を防ぐ」という点が挙げられます。
ジャガイモは切ってそのまま放っておくと黒く変色してしまいます。
すると料理に使った際、全体的に黒っぽく見え、美味しそうに見えなくなってしまうのです。
料理は見た目も美味しさの一つですので、アク抜きをしていつもよりも美しく仕上げてみてはいかがでしょうか。
そして2つ目のメリットは「調理しやすくなる」という点です。
アク抜きすると、デンプン質も取り除く事ができます。
これにより、調理の際にジャガイモ同士がくっ付かなくなるのです。
料理の下ごしらえが苦手・見た目の色合いや形が悪い気がするという方は、ぜひジャガイモのアク抜きを行って下さいね!
そして最後に、アク抜きをしないと、人によってはジャガイモのタンパク質に反応してアレルギー症状が出る場合があります。
ジャガイモを食べて口の中が腫れた・痛みが出た等の不調が見られた事があるなら、必ずアク抜きを行って下さい。
ジャガイモのアク抜き方法って?必要時間はどれくらい?
ジャガイモのアク抜き方法はとても簡単です。
ボウル等にたっぷりの水を入れ、その中に切ったジャガイモを浸けるだけなのです。
浸け時間は特に決まりはありませんが、約10分が一般的です。
しかし、長い時間浸けているとジャガイモに含まれている栄養素が流れ出してしまいますので注意して下さいね。
10分前後を目安にきちんとジャガイモのアク抜きを行いましょう!
アク抜きしてジャガイモをより美味しく食べよう!
今回は、ジャガイモをアク抜きする理由と、アク抜きに必要な時間についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
ジャガイモはアク抜きせずにそのまま料理に使用しても大きな影響は表れません。
しかし、アク抜きする事で変色やジャガイモ同士が引っ付くのを防止する事ができますので、いつものジャガイモ料理よりも美しく仕上げる事ができるでしょう。
又、アク抜きせずに食べると、人によってはアレルギーを起こす場合もありますので十分注意して下さいね。
きちんとアク抜きを行い、美味しくジャガイモをいただきましょう!