生で食べてもよし!焼いてもよし!揚げてもよし!鍋の具にしてもよし!な、海のミルク「カキ」。
大好物という方も多いでしょう。
しかし、「友人から大量にいただいた」「買い過ぎてむき身を余らせてしまった」という経験はありませんか?
捨てるのはもったいないですし、お腹いっぱいなのに無理矢理押し込めるというのも、カキに申し訳ない気がしますよね。
そんなあなたに知っていて欲しいのが、カキの保存方法です。
今回は、生ガキの保存方法を、殻付き・むき身と分けてご紹介していきます。
又、正しく保存した場合のカキの消費期限も記載していますので、ぜひご参考にして下さいね。
生ガキの保存方法を解説!殻付きカキはどうやって保存するの?
用意する物:殻付きカキ・塩(粗塩がオススメ)・ボウル・キッチンペーパー(新聞紙でも可)・ラップ
ステップ1:ボウルに濃度3%(例・水100mlに対し粗塩3g)の塩水を作る
ステップ2:殻付きカキを塩水にくぐらせる
ステップ3:キッチンペーパー(新聞紙でもOK)を塩水に浸す
ステップ4:カキの殻の膨らんでいる面を下にして、ステップ3のキッチンペーパーで包む
ステップ5:キッチンペーパーの上から、さらにラップで包み、冷蔵庫に入れれば完了
殻付きカキは上記の方法で保存するようにしましょう。
この方法を用いると、1週間の保存が可能ですよ。
しかし、時間の経過と共に味は落ちてしまいますので、なるべく早めに食べるようにしましょう。
生ガキの保存方法を解説!むき身のカキはどうやって保存するの?
生ガキのむき身を保存する場合は、あらかじめ袋に入っていた塩水をタッパーや密封できる保存袋等で保管しておきましょう。
保存方法は殻付きカキよりも簡単ですね。
あらかじめよけておいた塩水とカキをタッパーや保存袋に入れて、冷蔵庫で保存するだけです。
「カキをたくさん買ったけど、余るかもしれない」という場合は、買った際に袋に入っている塩水を保管しておく事を忘れないで下さいね。
この方法で保存した場合、袋に記載されている消費期限までは持ちますが、一度空気に触れていますので、なるべく早く食べるようにして下さい。
生ガキは冷凍保存もできる!殻付きとむき身の冷凍保存方法とは?
殻付きの場合
ステップ1:カキを殻ごと流水で洗う(しっかり洗って綺麗な状態にしましょう)
ステップ2:キッチンペーパーで水気を拭き取り、密封袋に入れて冷凍庫で保存すれば完了
殻ごと冷凍保存した場合、約1か月は日持ちします。
カキをたくさんもらった時や買い過ぎた時は、上記のように冷凍保存しておきましょう。
そして、解凍する際の手順も記載しておきますね。
ステップ1:殻を流水で洗い、殻の膨らんでいる面を下にして耐熱皿にのせる
ステップ2:ラップをせずに電子レンジ(500W)で約3分加熱する
ステップ3:まだ火が通っていない場合は、20秒ずつ追加で加熱する
これで解凍する事ができます。
しっかり火が通っている事を確認してから食べるようにして下さいね。
未開封のむき身の場合
買ったままで未開封のむき身の場合は、そのまま冷凍庫に入れるだけです。
開封済みのむき身の場合
ステップ1:カキを流水にさらす
ステップ2:カキを1つずつラップに包む
ステップ3:ステップ2を密封できる保存袋に入れて完了
むき身も殻付きと同じで、冷凍保存すると約1か月は日持ちします。
しかし、上記でも記載しましたが、カキの味は落ちてしまいますので注意して下さいね。
そして、解凍方法ですが、未開封のむき身の場合は袋ごとぬるま湯に浸けて解凍しましょう。
ある程度解凍できたら、ザルに移して流水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取れば完了です。
カキを一つずつラップに包んで冷凍保存している場合は、冷蔵庫内で自然解凍するか流水解凍してから料理に使いましょう。
正しく冷凍保存・解凍して、美味しいカキを頂きましょうね!
保存方法を正しく知って生ガキを存分に味わおう!
今回は、殻付きカキ・むき身カキの保存方法についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
今まで余ったカキの使い道に迷い、捨ててしまっていたという方もいらっしゃると思います。
しかし、それでは食材が無駄になってしまいますので、上記でご紹介した方法で正しく保存するようにしましょう。
カキの保存は特別難しいわけではありませんし、特別な道具も必要ありません。
ラップや保存袋等、ご家庭にある物だけで保存できますので、ぜひ試してみて下さいね。
適切な方法で保存し、カキの美味しさを長持ちさせましょう!