
発酵食品である「チーズ」の賞味期限・消費期限をあなたはご存知ですか?
「発酵食品なんだから腐らないんじゃない?」と思われている方!
実は、チーズは腐る食品なのです。
そこで今回は、チーズは腐るとどうなるのか、どのような特徴が見られるのかをご紹介していきます。
又、腐ったチーズを誤って食べた時の対処法も記載していますので、ぜひ最後までご覧下さいね!
チーズは腐るとどうなるの?食べられないチーズの特徴とは??
チーズは発酵食品ですので、賞味期限・消費期限が切れていても食べられると勘違いされやすいです。
しかし、チーズも腐ります!!
では、腐ったチーズとはどの様なものの事を指すのでしょうか?
ここでは、腐ったチーズの特徴をご紹介していきます。
アンモニア臭がする
腐っているチーズを見極める最大のポイントは「臭い」です。
通常のチーズとは違ってアンモニア臭がするものは腐っている証拠ですので、決して食べないで下さい。
これはどのチーズにも言える事ですので、覚えておきましょう。
カビが生えている
カビが生えているチーズはたくさんありますが、茶色や黒色の変色が見られる場合は腐っている可能性が高いです。
又、プロセスチーズは加工して作られたチーズですので、カビが生える事はありません。
よって、プロセスチーズにカビのようなものが見られた場合も食べるのを控えましょう。
味に酸がある
腐っているチーズを食べると酸味が感じられ、舌がピリピリしてきます。
見た目で食べられるかどうかの判断が付けられない場合は、少量だけ口に含み、酸味や舌の違和感がないか確認してみましょう。
上記の3点が、腐っているチーズの見分け方です。
腐ったチーズを食べてしまわないよう、注意深く確認して下さいね!
誤って腐ったチーズを食べた時の対処法とは?
梅干しを食べる
昔から梅干しには毒消しの作用があると言われており、科学的にも解毒作用が証明されています。
腐ったものを食べてしまった時は、梅干しを2・3個食べておくといいでしょう。
シソを食べる
シソにも消毒作用があり、シソの香りの元である「ぺリアアルデヒド」という成分には強力な防腐作用があるのでオススメです。
水を飲む
もし腐ったものを食べて嘔吐や下痢をしてしまった場合、必ず水分補給しましょう。
しっかり水分を摂取する事で脱水症状を防止する事ができますし、回復も早まります。
「水を飲んでまた吐くのが嫌だ」という場合は、氷のかけらを口に含むだけでも構いません。
辛い症状を少しでも早く緩和する為に、水や氷を摂取しましょう。
下痢止めや吐き気止めを服用しない
下痢や嘔吐が生じるという事は、体が自らを守る為に毒素を排出しようとしている証拠です。
それなのに下痢止めや吐き気止めを飲んでしまうと、体内の毒素を排出できなくなってしまいます。
今は辛いかもしれませんが、我慢せずに体に悪い物は出してしまいましょう。
ここでは腐ったチーズを食べてしまった時の対処法を記載しましたが、上記の内容は食中毒全般に言える事です。
症状がかなり深刻な場合は病院を受診するべきですが、軽い症状なら上記の対処法を実践してみて下さいね!
腐ったチーズの特徴を知りチーズを安全に食べよう!
今回は、腐ったチーズの特徴と、腐ったチーズを食べてしまった時の対処法についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
チーズは発酵食品だから賞味期限なんて気にしていなかったという方は大勢いらっしゃると思います。
しかし、アンモニア臭がする・黒色や茶色に変色している・明らかに味がおかしいという場合、チーズが腐っている可能性が高いです。
その際は、「まぁ、大丈夫でしょ」と食べてしまわず、破棄する事をオススメします。
後で下痢や嘔吐に苦しむのは嫌ですからね・・・。
腐ったチーズをきちんと見極め、料理・おやつ・おつまみとして美味しくいただきましょう!