朝食でも定番の食パン。
家族のためにいつも常備しているというご家庭も多いでしょうし、安売りの時に買いだめしておくと節約に繋がりますよね!
しかし、ついうっかり賞味期限を切らしてしまった事はありませんか?
「賞味期限=美味しく食べられる期限」という事から、「1日2日くらいなら日付けが過ぎていても大丈夫だよね!」とお考えの方もいると思います。
でも本当のところ、食べても問題ないのか不安な方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、食パンは賞味期限切れでも食べられるのか、いつまでなら食べられるのかをご紹介していきます。
また、腐っている食パンの特徴等も記載していますので、ぜひ最後までご覧ください!
食パンの賞味期限ってだいたいどれくらいなの?
スーパーやコンビニで購入した食パンの場合の賞味期限は3〜4日、パン屋さんで購入した場合の賞味期限は1〜2日が基本です。
ですが、賞味期限は季節によって異なり、冬場の食パンは長持ちするのに対し、夏場は2〜3日と少し短くなってしまうのです。
また、梅雨の時期は賞味期限内であってもカビが生える可能性があるので注意しなくてはいけません。
スーパーやコンビニで買った食パンは賞味期限が袋に記載されている分、多少は安心できますが、パン屋さんで買ったものは記載されていない場合が多いです。
よって、梅雨時や夏場に食パンを食べる際は、カビが生えていないかよくチェックして下さいね。
賞味期限切れの食パンはいつまで食べられる?食べられないものの特徴は?
賞味期限切れの食パンは食べられる?
冒頭でも記載しましたが、賞味期限というのは「正しく保存している場合に美味しく食べられる期限」の事を指しますので、あなたのご家庭の保存環境がよければ期限が切れていても食べられます。
しかし、食パンに記載されているのが「消費期限」の場合は、多少注意しなくてはいけません。
消費期限とは「正しく保存している場合に安心して食べられる期限」の事を指しますので、保存状態が悪ければ食べるのは避けた方が賢明です。
それに対し、消費期限は切れているけど保存状態は完璧という場合なら、食べても問題ないでしょう。
ちなみにですが、私は食パンの消費期限が切れそうになったら冷蔵庫に移し、期限が切れても1〜2日目までなら食べてしまいます。
ですが、消費期限が切れたらアウトと感じる方も少なくないでしょう。
そこで、下記では食べられない食パンの特徴をご紹介していきますので、食べられるか食べられないかの判断基準に利用して下さい。
食パンはどうなったら食べられないの?
・カビが生えている
・糸を引いている
・異臭がする
上記のような特徴が見られる場合は食べないで下さい。
しかし、異臭といっても腐っているような臭いではなく、アルコールのような臭いの場合は食べる事ができます。
これは酵母菌が発酵する事によって生じる臭いで、しばらくすると自然に元に戻ります。
また、焼く事でも臭いを飛ばす事ができますので、気になる方は加熱してから食べるようにしましょう。
食パンは基本的にカビの有無で、食べられるか食べられないかが決まります。
消費期限が切れた食パンを食べる際は、カビの確認を十分に行って下さいね。
食パンにカビを生えさせない裏技とは!
食パンを長期保存したい場合には冷凍保存がオススメです。
食パン1枚1枚をラップで包み、密閉袋に入れて冷凍庫で保存するだけで2週間〜1ヶ月は日持ちします。
食パンを多く買いすぎてしまった時や、一人暮らしの方にもいい方法ですので、多くの方が行っていると思います。
でも、この食パンの冷凍保存は、風味が悪くなる、味が落ちるといった欠点もあるようです。
そこで、カビが生えるのを遅らせる、裏技をご紹介したいと思います。
それが「食パンを密封容器に入れて、食パンの横にウイスキーなどの、アルコール度数の高いお酒を入れて保存する」です!
これが、密封容器にパンだけ入れたものと、ウイスキーを一緒に入れたものを、常温で60日間置いた結果です↓
その差は歴然ですよね!
常温で、カビが生えないなんて、本当に驚きですの結果です。
アルコールは小さな器に15㏄ほど入れて、密封容器に入れたパンの横に置くだけでok。
なんと、蒸発したアルコールがパンを保護してくれて、カビの発生を遅らせてくれるのです。
ただ、食べられる期間が延びるわけではないので、カビ対策として、湿気の多い時期などに取り入れてみてくださいね!
乾燥して固くなった食パンを柔らかくする方法とは!
袋に保存しておいても、いつのまにか食パンがカチカチに固くなってしまった!なんてことあると思います。
そんなパンを簡単に柔らかくする方法があるのです。
それは「新しいパンとパンに、固くなったパンをはさんで袋にいれて、半日ほど置いておく」
これだけです!
新しいパンに含まれる水分が、固くなったパンにうつって柔らかくしてくれるというわけなのですね。
焼かないでふわふわの食パンを味わいたい、という方など、ぜひためしてみてくださいね!
賞味期限切れの食パンはカビに注意しよう!
今回は、賞味期限が切れた食パンは食べられるのか、食べられないのかについてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
食パンは賞味期限や消費期限が切れていても、カビや異臭がない限り、基本的には食べる事ができます。
しかし、賞味期限や消費期限が切れると食パンの風味が失われ、美味しく食べる事ができなくなりますので、その点は覚えておいて下さいね。
食パンはカビが生えないように正しく保管し、美味しい状態のものをいただきましょう!