あなたはお盆と聞くと何を思い浮かべますか?

お盆休みでしょうか?

お墓参りでしょうか?

答えは人それぞれ違うでしょう。

しかし、お盆にも意味があり、由来や期間をきちんと知っている方は、現代では少ないと思います。

そこで今回は、お盆とは何かについて詳しくご紹介していきます。

お盆の由来・期間・お墓参りにはいつ行くのがいいのか等をまとめていますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

そもそもお盆とは?由来は何からきているの?

お盆には、ご先祖様や亡くなった方達があの世から現世へ帰ってくると言われています。

現世にいる私たちは、その魂をお迎えしてご供養をする期間がお盆です。

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、これはインドの「ウラバンナ」が語源となっています。

ウラバンナという言葉は「逆さ吊りにされたような地獄の苦しみ」という意味を持っており、そんな苦しみに耐えている亡者方を供養して救おうという想いから始まった習慣です。

このウラバンナが日本に伝わり、日本古来の先祖信仰と融合してできたのが、現在のお盆です。

お盆は仏教が日本に受け入れられた606年、つまり推古天皇の時代からの習慣ですので、とても長い歴史を持っているのですね。

お盆の期間はいつ?新暦と旧暦で違うの?

お盆の期間は地域によって違いますが、これにはきちんと理由があるのをご存知ですか?

このお盆期間の違いには、新暦と旧暦が関係しており、3種類に分類することができますので、下記で詳しくご紹介していきますね。

元々お盆は7月15日を中心に執り行われてきた行事でした。

しかし、明治6年に旧暦(太陰暦)から新暦(太陽暦)へと改暦され、日本の各行事は約1ヶ月遅れで行われるようになります。

それでも東京を中心とする都市部では、新暦に従って7月15日にお盆を執り行ってきました。

つまり、旧暦よりも少し早いお盆を迎えていたというわけです。

しかし、地方(関西地方他)では新暦の7月15日は農作業で忙しい時期だった為、ご先祖様を丁寧にお迎えする事が難しかったのです。

そこで1ヶ月遅れの8月15日にお盆を執り行う事にしたのです。

これを「月遅れの盆」と言います。

これに対し、南西諸島(沖縄等)ではご先祖様を大切に思う風習から、旧暦のまま7月15日にお盆を執り行う事にしました。

よって、日本のお盆期間は3種類に分かれたのですよ。

もっと分かりやすいようにまとめると

・東京都市部中心→新暦の7月15日がお盆期間

・それ以外の地方→新暦の8月15日がお盆期間

・沖縄等南西諸島→旧暦の7月15日がお盆期間

という事になります。

現在では8月13日〜16日までの4日間が一般的なお盆期間ですが、地方によって日付が違うのは上記のような理由があったからなのですね。

お盆にお墓参りに行くのはいつがいいの?

結論から言いますと、お盆にお墓参りに行く場合、お盆期間の初日である13日がいいとされています。

お盆の初日は「盆の入り」や「迎え盆」と言われており、ご先祖様はこの日に現世へと帰ってこられます。

ですので、この帰ってきた日にきちんとお迎えができるよう、13日にお墓参りへ行くのがベストなのですね。

しかし、13日が難しいようであれば他の日でも構いません。

最もいけないのはお墓参りに行かない事といわれています。

いつもあなたを見守るご先祖様のためにも、お盆にはお墓参りに行けるといいですね。

お盆とは何かを知ってご先祖様をお迎えしよう!

今回は、お盆の期間や由来等についてご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?

お盆はあの世で暮らすご先祖様が現世でゆっくりとお休みをされる大切な期間です。

その為、私たちがきちんとお迎えし、ご供養しなくてはいけません。

今まで「お盆といえば盆休み!」と思っていた方も、これを機会にご先祖様を丁寧にお迎えしてみてはいかがでしょうか?