あなたは「立秋」と聞くと、いつくらいの時期を思い浮かべますか?
「秋が立つ」と書きますので、きっと秋の始まりを感じる9月や10月頃を思い浮かべると思います。
しかし、この立秋を間違って覚えてしまうと、もしもの時に恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
そこで今回は、立秋とは何なのか、2021年の立秋はいつなのかをご紹介していきます。
また、立秋の日に食べるといい食べ物はあるのか等も記載していますので、ぜひ最後までご覧下さいね!
立秋とは?
立秋とは二十四節気の第13節目の事を指します。
と言われても、まず二十四節気が良く分かりませんよね。
そこでまずは二十四節気について簡単にご説明します。
二十四節気とは、立春を起点として1年を24等分にしたものの事を言います。
各分割点にはそれぞれ季節を表す名前が付いており、立春・立夏・立冬・春分・夏至等がそれにあたります。
先程も記載しましたが、二十四節気は立春を起点として24等分しており、その13番目が立秋という事なのです。
では、二十四節気もお分かり頂けたと思いますので、立秋についてご説明していきますね。
立秋とは名前の通り「秋に入る日」という意味があります。
しかし、立秋は8月7日・8日あたりの事を指します。
8月初旬なんてまだまだ真夏ですよね。
ですが、二十四節気上では8月7日・8日あたりが立秋となります。
または、立秋から次の二十四節気である「処暑」の前日までを立秋という場合もありますので、覚えておいて下さいね。
2021年の立秋とはいつなの?
二十四節気は太陽の動きを基準にして決まりますので、毎年立秋の日付は変わってきます。
2021年の場合、「8月7日(土)」または「8月7日~8月22日」までが立秋となります。
ですが、日付が変わるからなかなか覚えられないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、2022年~2025年までの立秋の日を記載しますので、一度見てみてください。
2022年→8月7日
2023年→8月8日
2024年→8月7日
2025年→8月7日
いかがですか?
規則性があるのがお分かり頂けましたか?
実は、立秋は4年に1度のペースで8月8日から始まるのです。
また、他の方法で立秋を把握するなら、「西暦÷4」を計算し、余りが3の時は8月8日が立秋、余りが3以外の時は8月7日が立秋という覚え方もありますよ。
ぜひ、立秋を覚える際に利用してみてください。
立秋の時に食べると縁起がいいと言われる食べ物はある?
節分には恵方巻き・十五夜には月見団子・冬至にはカボチャ等、行事食は季節の移ろいを感じられる日本の良い習慣ですよね。
しかし、残念ながら立秋にはコレといった行事食はありません。
ですが、行事食というのは「旬の食材を取り入れて、その季節限定の美味しさを味わう」という特徴を持っています。
よって、立秋である8月が旬の食べ物を食べると良いでしょう。
・なす ・いんげん ・ししとう ・おくら ・冬瓜
・とうもろこし ・ゴーヤ ・車エビ ・イワシ
・すだち ・梨 等
これらの食材が旬を迎えますので、ぜひ立秋の際に取り入れてみてくださいね!
2021年の立秋には旬の食べ物を食べて残暑を乗り切ろう!
今回は、立秋とは何か、2021年の立秋はいつなのか等をご紹介してきましたが、ご参考になりましたか?
立秋は二十四節気の13節目の事を指し、8月の7日や8日がそれにあたります。
そして2021年の場合は、8月7日が立秋ですので、ぜひご参考にしてくださいね。
今年の立秋は旬の食材をたっぷり使った食事で夏の疲れを取り、残暑を健康に過ごせますように!